平和の取組み

【被爆80年 諸宗教者によるシンポジウム】

 8月7日(木)、被爆から80年という大きな節目を迎えた長崎において、宗教の垣根を越えて平和を祈る「諸宗教者によるシンポジウム」が開催されました。

会場となったサンプリエール長崎には、仏教・神道・キリスト教・イスラム教など多様な宗教の指導者、そして市民が集い、被爆の惨禍を思い起こしながら「核なき世界」と「恒久平和」への道を探る場となりました。

第一部のシンポジウムでは、「核問題と世界平和」をテーマに、各宗教者や被爆者代表が登壇し、それぞれの信仰の立場から平和の意義や人類の未来に向けた責任について語り合いました。会場からの質問も交えて活発な意見交換が行われ、宗教を超えた共感と連帯の重要性が改めて確認されました。

 最後には、全ての参列者が静かに黙祷を捧げ、宗派や国籍を超えた祈りの心をひとつにしました。

異なる宗教が共に手を取り合い、核兵器廃絶と世界平和への願いを共有するこの取り組みは、被爆地・長崎ならではの平和発信のかたちといえます。

私達は、このシンポジウムで得た学びと想いを胸に、次世代へと平和の尊さを継承し続けて参ります。

 

【長崎原爆殉難者慰霊祭】

 8月8日(金)、長崎原爆殉難者慰霊祭が執り行われ、長崎JCからは理事長と専務が参列致しました。

原爆で犠牲となられた方々の御霊に深い哀悼の意を捧げるとともに、被爆80年という節目にあたり、平和への誓いを新たにする厳かな時間となりました。

この慰霊祭は、仏教・神道・キリスト教・イスラム教など、宗教や宗派の垣根を越えて国内外の関係者が一堂に会し、合同で営まれる非常に珍しい取り組みです。

異なる信仰がひとつの場に調和し、共に犠牲者を追悼する姿は、世界に向けた平和への強いメッセージそのものであり、長崎という地ならではの特別な意義を感じさせます。

 式典は、神職によるお清めから始まり、僧侶による読経と平和の誓いへと続きました。巫女による舞が奉納されると、参列者は静かにその祈りを見守り、宗教を超えて平和への思いを一つにしました。最後には、会場全体が静謐な空気に包まれる中で黙祷が捧げられ、原爆で命を落とされた多くの御霊に思いを馳せるひとときとなりました。

爆心地である長崎において、多様な信仰が交わり合い、互いに理解と尊重を深めるこの慰霊祭は、単なる宗教儀式を超え、世界の恒久平和への願いを象徴するものです。

私達長崎JCもまた、この場で感じた平和の尊さと命の重みを胸に刻み、次世代へと語り継いで参ります。